「ギャラリー梟(ふくろう)」は福島市飯坂町の八景。
住宅と自然が調和した静かな一角にあります。
入館料は無料で、どなたでも気軽に立ち寄れる施設です。
和風建築の趣ある建物は、外観から落ち着いた印象を与え、訪れる人をやさしく迎えてくれます。
駐車場には「まひろウカー」の姿もあり、温泉むすめファンの方にとってはうれしい見どころのひとつ。
建物の佇まいや入口まわりの雰囲気もあいまって、入る前から自然と期待がふくらむような空気がありました。
📅 投稿日:2025年7月24日
※展示内容は訪問時点でのものです。変更になる場合がございますのでご了承ください
※本記事の写真は、施設様に撮影・掲載の許可をいただいたうえで掲載しています。
梟(ふくろう)エリア

扉を開けた瞬間、ずらりと並ぶフクロウたちに目を奪われました。
木彫りや陶器、金属、布など、素材も表情も実にさまざま。
まさに“フクロウ博物館”。
展示品の中には値札が付いており、購入できる物もあります。

楊枝入れ、湯呑のような日用品から…

アクセサリーに…

インテリア用の作品まで多種多様。

とにかく広い展示スペースには、湯呑や急須、雑貨からアート作品まで、4万点以上のフクロウグッズが並びます。
木製・陶器・金属製など、さまざまな素材で作られた作品が所狭しと並び、ひとつひとつに個性と表情が感じられました。
以前訪れたときと変わらず、圧倒されるような展示の数と迫力に、改めて見入ってしまいます。
温泉むすめエリア

そして入り口を右手に進むと、ガラリと雰囲気が変わります。
ここは“温泉むすめ”ファンにとっての聖地とも言える展示エリア。
「温泉むすめ」とは、全国の温泉地を擬人化したキャラクターを通じて地域振興を図るプロジェクトで、ここ「ギャラリー梟」はその飯坂代表・飯坂真尋ちゃんの拠点のひとつ。
驚いたのは、その充実度。
公式グッズはもちろん、ファンによる手作り作品、フィギュア、ぬいぐるみなど、まさに“奉納文化”が形になった空間です。
この「奉納」という文化もまた、温泉むすめ界隈の面白さのひとつ。
自分の“推し”を他の温泉地に連れていって展示してもらうことで、キャラクターを通じた地域間の交流が自然と生まれています。
社長のお話では、温泉むすめエリアは以前よりも大きくなっており、今後も展示を充実させていくとのことでした。
全国からファンが訪れる理由が、よくわかります。


手前側は日本全国の温泉むすめエリア。
「奉納」されたグッズが綺麗に並べられています。

奥は飯坂真尋ちゃんのグッズが沢山!
80種類以上のイラストデザインがあるそうです。





展示されているグッズの一部は、ファンの方が手作りして持ってきてくれたそうです。
温泉むすめ界隈の熱を、肌で感じることが出来る空間です。

屋外には特別ラッピングの「まひろウ自販機」。
温泉むすめグッズはネット販売していないので、
閉館日に来たファンの方ががっかりしないようにと採算度外視で設置したそうです。
まとめ

休日の朝10時ごろ、約5年ぶりに「ギャラリー梟」様を訪問。
当時の記憶と変わらず、見応えたっぷりの空間が広がっていました。
観光はもちろん、地元・福島市内の方が気分転換にふらっと立ち寄るにもぴったりの“大人向け”の癒しスポットです。
今回の訪問で特に印象に残ったのは、職員様に「会社名を出してブログをやっています」とお伝えしたところ、社長様自らご案内をしてくださったこと。
展示の背景、「温泉むすめ」プロジェクトの立ち上げ、地域とのつながりなど、とても貴重なお話を伺うことができました。
今でこそ「飯坂真尋」は多くの人に親しまれるキャラクターとなりましたが、その道のりには試行錯誤も多かったそうです。
それでも地域とキャラクターが一体となり、少しずつ“文化”として育てていった歩みには、深く心を動かされました。
私もこの土地で暮らす一人として、微力ながら福島・飯坂の魅力を伝えるお手伝いができればと思います。
最後に、社長様の温かなお心遣いに、心より感謝申し上げます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
これからも福島の素敵なお店や風景を、少しずつ紹介していきます。
店舗情報
店舗名 | ギャラリー梟 |
住所 | 福島県福島市飯坂町八景9−17 |
駐車場 | あり |
※店舗情報はGoogleマップより引用しています。
※マップの「拡大地図を表示」から、Googleマップの店舗ページにアクセスできます。
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